打ったばかりのコーキング
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
現場で施工かー終わって訊かれる事で
コーキングはどれくらいで固まるんですか?・・・というものがあります。
材料の種類にもよりますが、戸建住宅の外壁で使用する材料は一液性のものが適しています。
一液性の材料とはホームセンターで売っているカートリッジのコーキングがそうです。
因みに二液性の材料というのもあって
それは、基剤と硬化剤を混ぜて硬化させて使用するものです。
話をもどすと、
一液性の材料は
気温が低くなると硬化が遅くなります。
(基本的には一日一ミリ程度表面から硬化していきます)
硬化するのは遅くても施工してから中2日くらいで表面は硬化します。
塗装などをする時は工期のこともありますが、
できたら中5日くらいおくのがいいと思います。
養生期間というものです。
長いと感じますよね。
残念ながら施工のしかたでは硬化速度を調整できないんですね。
一液性なので硬化を早める溶剤も入れることもできません。
だから、コーキングを施工してその外壁の表面に
塗装等をしない場合は大丈夫でしょうが、
塗装する場合は養生期間を充分とる事をおすすめします。
充分コーキングが硬化してないのに塗装をすると
塗装されたコーキングの表面の塗装がひび割れてくることがあります。
これはコーキングの表面がしっかり固まってないのに塗装すると
塗装は固まってるのに
コーキングがしっかり固まってないと微妙に動きます。
そのコーキングの動きに塗装がついて行けないのでひび割れが起こります。
そして、この時、気をつけた方がいいのが塗装だけがひび割れてるのにコーキングもひび割れてると勘違いしてしまうことです。
表面の塗装のひび割れだけだと塗装をもう一度塗るとすみます。
しかし、コーキングのひび割れだと勘違いすると、
その部分のコーキングをもう一度打ち直さないといけないかな?っと思ってしまうことです。
よく確認する必要はありますが
打ったばかりのコーキングがひび割れることはほぼありません。
そんなトラブルを起こさないためにも工期を決める時、外壁を塗装する時は
コーキングの養生期間も少し多くとる事をおすすめします。
谷垣徳憲'
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