コーキングの打設
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
コーキングの施工をしてると色んな要望を受けることがあります。
それは施工する時間長さであったり、
施工する材料であったり、
仕上げた目地の形状であったり様々なご要望をお受けします。
時間の長さに関しては、ある程度ご要望にお応えできるとは思います。
材料については要望の材料が施工する箇所に適しているものであれば
問題なく施工できます。
もし問題があれば、打ち合わせして最適なものをご提案させていただきます。
今回書かせていただくのは形状について書かせていただきます。
というのも以前施工させて頂いた物件で
依頼者様から「コーキングを出来るだけたくさんつけといてください。」
というようなご要望がありました。
丁度画像のような状態でそのままにしてくださいというものです。
確かにこの状態だと目地にはコーキングが多く乗ってます。
しかし、コーキングは目地に多いから良いというものではありません。
先ほど”乗ってます”という表現をしましたが
目地に乗ってるという状態では外壁というか目地にしっかり密着してません。
見た目は密着している様には見えます。
そう見えるだけで、密着していません。
そして密着してないと防水にもなりません。
その状態だと乗っているだけなので剥離もしやすいです。
では、しっかりと密着した状態にするにはどうしたらいいのか?ということですよね。
それは、ヘラでコーキンを目地に押し込むように圧力をかけると密着して、
目地の奥までしっかり入ります。
こうして仕上げたのが正常な施工状態なので
寿命も長く見た目も美しくなります。
だから、打設したそのままの状態にしといてくださいという
ご要望にもこいう説明をして正常な仕上げで施工させていただきました。
コーキングの施工は目地に対して多くても少なくてもよくなくて、
適量が一番長持ちして建物のためにもいいです。
それはもちろんDIYの場合も同じですき間や穴に適量打つのがGOODです。
いろいろ外壁を見てると、たまに打設したままのものも見かけるので書いてみました。
谷垣徳憲'
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