戸建て住宅の外壁のコーキングの保証

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劣化してコーキングが切れた(剥離)外壁

 

こんばんは。

コーキングで住まいのすき間や穴で埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。

今日は滋賀県の琵琶湖の辺りでのコーキング工事でした。

10月だというのに暑かったでけすね〜

 

さてさてコーキングについて色んな質問をお受けします。

最近も得意先さんから電話がかかってきて受けた内容が

「コーキングの保証ってできますか?」っというものでした。

コーキングの保証とひとことで言っても何を保証するのかわかり難いですよね。

戸建住宅の場合の保証って大きく分けて2つあります。

1, コーキングの剥離(切れ)について

2. 漏水(雨漏り)についての2つです。

基本的にはこの2つです。

1については期間としては5~10年など(保証内容に寄る)

工務店さんやハウスメーカーさん等との保証の契約によって違いますが、

保証の期間の間に切れた場合に補修してもらえるものです。

 

2については保証期間内に雨漏りした場合に補修してもらえるものです。

 

1.2どちらの場合もコーキングの施工店単独では保証できません。

なぜかと言えば

1のコーキングの剥離する原因はコーキングの施工不良だけではありません。

躯体という家本体の立て方によっても剥離しやすくなる場合があります。

そして外壁の施工の仕方による剥離もあります。

それから、コーキング材の不良によるものもあるからです。

それともう一つ地震の揺れによって切れるなどの

天災が原因の場合は保証の対象外です。

 

そして2の漏水の保証についても同じような理由なのですが

外壁や躯体の施工の不良による漏水の場合もあるので

コーキング施工店単独では保証できません。

だから、どちらの保証も外壁屋さんとコーキングメーカーさん、

コーキング施工店で施工の適正であるかを確認して

チェックシートに記述して残しておきます。

そのチェックシートを家を建てた工務店さんやハウスメーカーさんに提出して

工務店さんやハウスメーカーさんに対して保証します。

それをもとに工務店さん、ハウスメーカーさんがお施主さんに保証します。

だから、各コーキングの施工店さんが直接保証することはあまりありません。

そんなことを保証についての質問をお受けしたときにお話しました。

あ、それと瑕疵担保責任にコーキングの切れは含まれません。

あくまでも引渡し後10年以内にコーキングが原因で室内に漏水、

いわゆる雨漏りした場合だけです。

実際戸建て住宅の外壁がサイディングの場合、

外壁の構造は2段階防水になっているので

コーキングが原因で雨漏りすることはほぼ無いです。

あなたが家を建てる場合には依頼する会社によく確認してくださいね〜

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。