新築の壁のひび割れは・・・

今年はなんだか春がなかった感じがします。

冬からいきなり初夏のような少し汗ばむ陽気です。

 

 

さて、コーキングを施工するのは大きくわけて二つあります。

一つはコーキングが露出している場合、(露出した化粧仕上げ)

そしてもう一つはコーキングの表面に塗装等を施す場合です。

その塗装等をコーキングの表面に塗ってから、少し経つと、ひびが入るときがあります。

割れ

サッシの横のひび割れ

画像の中央の上から下にひび割れが入ってます。

この下にコーキングを施工してます。

たまに、この様なひび割れを見てコーキングが切れてると連絡が入るときがあります。

確かに一見切れてすきまがあいてるようにみえますが、

多くの場合は表面の塗装が割れてるだけです。

コーキングが切れてる事は少ないです。

ではなぜこのような事になるかというと

一つ目の原因としては

コーキングがしっかり硬化する前に塗装等をするとひび割れをおこしやすいです。

二つ目の原因は、建物というのは見た目ではわかりませんが微妙に動いてます。

その動きは建てたばかりの時の方が大きいです。

その動きにコーキングは追従しますが

塗装等、表面に塗る物の種類によっては追従できない物もあります。

ではどうすれば防げるかというと

しっかりと養生期間を取る事と塗装等表面に塗るものを

追従するものを選ぶと良いと思います。

選び方がわからないという方は、塗装屋さんに相談すると良いと思います。

そして画像のようにすでになってしまった時は

この上からまた塗装屋さんに同じものを塗ってもらうと綺麗に直ります。

いずれにしろ画像のような場合は雨漏りする可能性は低いので

そういった心配はいりませんのでご安心ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。