雨漏りの原因を見つける三つのコツ

雨漏りは原因探しが大切

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案の出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

雨漏りの調査をするようになって結構なります。

ということで雨漏りの原因を見つけるボクなりのコツを書いてみますね。

先ず、雨漏りの相談やご依頼を頂くパターンはいくつかあります。

1、雨漏りでお困りの施主様から直接。

2、雨漏りでお困りのお施主様⇒工務店様から。

3、雨漏りでお困りのお施主様⇒工務店様⇒外壁等の各工事業者様

他のパターンもありますがこのような流れが多いです。

雨漏りの相談で1の場合は少ないですが、

2と3のパターンで多いのが

工務店様や工事店さんが雨漏りを止めるために

色んな箇所をコーキングして止まらないのでご相談を頂く事があります。

相談を頂く前の段階で止めれるのがベストだと思います。

少しでも早く止まった方が住んでおられる方も早く安心できます。

だから、原因を見つけるためにホースで水をかけて散水調査をする事が多いと思います。

その時のコツがあります。

それは・・・

1、思い込みを捨てる

2、順序が大切

3、スピード

大まかなところはこの3つです。

少し詳しく書かせて頂きますので

参考にしてもらえればと思います。

まず1つめは”思い込みを捨てる”のが大事だと思います。

雨漏りの原因を探す時は大抵ホースで、原因だと思われてる箇所に水をかけて

散水調査をすることが多いと思います。

その時に雨漏りしている箇所のすぐ上が原因だと思い込むと

ついついその部分に集中して散水してしまいます。

その部分に水をかけて室内に水が出なかったら雨では降らない角度から水をかけたり、

水の量を極端に強くしてしまったりしてしまう事もあるのではないでしょうか。

まずは気持ちをフラットにして自然の雨が降るような感じで散水する事が大切です。

2つ目は水をかける箇所の順番が大事です。

通常、雨漏りしている箇所より下に原因があることは、ほぼありません。

だから、順序としては室内の雨漏り箇所付近から少しずつ上へ水をかけていきます。

いきなり壁の上の方から水をかけてしまうと

原因が外壁の下の方にあるとしても上の方をかけてる時に

部屋内に入ってきたということで原因が水をかけている付近だと勘違いしてしまいます。

3つ目は散水調査の水をかける場所を変えていくスピードです。

雨漏りした時の状況によりますが、

できるだけ移動させる速度をゆっくりとする方がいいと思います。

時間差で部屋内に水が出て来ることがありますので、

同じ箇所を数分散水し、何もなければ次の場所へと移動する。

このタイミングが速いと原因箇所がわからなくなってしまいます。

丁寧に確認しながら水をかけて行くことをお勧めします。

という以上のような事が雨漏りの原因を探すときのボクなりのやり方のコツです。

一度お試しください。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。