金属サイディングの板間ジョイント部
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案の出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
今週は不安定な天気が多かったですね。
今日の大阪は雪と雨。
そんな雨が降るとると雨漏りのご相談を頂くことがあります。
他にも雨漏りで困る方がおられるかも知れません。
そんなあなたの参考になればなと思い、以前雨漏りの補修に行った事例のご紹介です。
数年前、あるお得意先様から電話で
よその業者が雨漏りの補修をしたけど止まらないみたいなので
一度見に来てもらえないでしょうか?という連絡を頂きました。
数日して見に行かせて頂くと
外壁が金属サイディングでした。
で、まず内部の雨漏りしている箇所を見せて頂きました。
聞くところによると窓の上部から漏れてきてるとか、
部屋に入って原因の箇所を見ると窓の上部から雨水が漏れてきてるのでシミがついていました。
窓から顔をだして外側の窓上部を見ると
コーキングが分厚くされてました。
これが他所の業者が補修したコーキングでした。
その窓の上を見るとサイディングとサイディングのジョイント部があり、
そこにカバーが被せられていました。
画像はその時のものではありませんが、わかりやすい様に同じパターンの金属サイディングを施工した時に撮ったものです。
赤マルがカバー部分です。
この部分はカバーを付ける前にコーキングをします。
だから、カバーをつけてからはコーキングしない業者さんがいてます。
基本的にカバーを付ける前にコーキングするとこの部分から雨漏りすることはほとんどありません。
しかし例外があって画像のようにサッシに繋がってるような場合は
このカバーのまわりもコーキングしないと雨漏りする可能性がかなり高くなります。
それはなぜかと言うと
カバーの裏側に入った雨水がサイディングのうらにまわって入ることはありませんが
サッシの上に落ちてサッシの上の金物の内部に溜まって室内に流れてしまいます。
これが原因です。
冒頭の以前雨漏りの補修に行ったお宅もこの部分がコーキングされてなかったので
雨漏りしてました。
だから、ハシゴで外側からコーキングしました。
そうする事で雨漏りは止まりました。
あ、因みにこの現場もしっかりしておきました。
金属サイディングのこの部分は見落としがちなので要注意です。
雨漏補修の参考にして頂くと嬉しいです。
谷垣徳憲'
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