雨漏りでめくれかけているクロス
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
先週の土曜日は大阪は雨が降っていました。
結構な量の雨が降っていました。
そうやって雨が降ると雨漏りしていると大変だと思います。
たまに雨漏りの調査、修繕へ行かせて頂くので特にそう思います。
雨漏りしていると雨が降る度に憂鬱だと思います。
以前、ご依頼のお客さんもご自宅に伺うと少し憂鬱な顔をしておられました。
先ずこのお客さんのご依頼は、以前からお世話になっている工務店さんに相談されました。
その工務店さんがご自分で調査されて修繕されたみたいです。
しかし、雨漏りが止まらなかったのでボクに依頼をして下さいました。
そういう方も多いのかな?って思うので参考になるかわからないけどその時の流れを書いてみますね。
雨漏りを止めるには先ず原因を突き止めないと始まりません。
その為にホースで原因のあたりに水をかけます。
順番に丁寧にかけていくわけです。
そうすると原因の箇所に水がかかると室内の雨漏りしている箇所から水が出てくるわけです
水が出てくると床や壁かろ濡れてしまいます。
それも綺麗な水ではない可能性もあります。
だから、予め養生をします。
養生をした室内
こうすることで汚れることがありません。
そして散水していきます。
ホースで散水
この散水でボクが心がけている大事なことは二つ。
1,思い込みを捨てる
2,丁寧に。
この二つです。
この二つ少し解説してみますね。
1の思い込みを捨てるというのはここが怪しいと散水する前に思っていると、どうしてもその部分中心にかけてしまいます。
そこが原因ならいいんですけど、そうじゃないと本当の原因の箇所に中々近づけなくなってしまいます。
そしてそれは散水調査の意味もなくなることでもあります。
自分の思いを確認する行為になってしまいます。
だから、思い込みを無くし、フラットな気持ちで臨む様にしています。
2の理由については、丁寧に水をかけていくことで些細なすき間や穴を逃さなくなります。
そして雨漏りは場合によっては、一度外壁から入った水が壁の内部のどこかに溜まってから室内に出てくることもあります。
そういう場合は室内に出てくるまで時間がかかるので、ゆっくり丁寧にかけていかないと原因の箇所に水をかけた時と室内に出てきた時のタイムラグがあり過ぎて原因がわからなくなります。
そんなことに気を付けて散水調査をしていくと原因の箇所を見つけることが出来ます。
室内に水が出てきて原因の箇所が見つかった瞬間
見つかるとホントお客さんは驚き、そして喜んで頂けます😊
後は乾くのを待って、原因のすき間をコーキングで塞ぐと雨漏りは止まります。
そして帰りに来た時少し憂鬱なお客さんの表情が明るくなるので嬉しくなります。
土曜日の雨でそんなことを思い出したので書いてみました。
谷垣徳憲'
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