打ったばかりのコーキング
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
10月ももう数日で終わります。
そうすると11月。
そうなると雰囲気が変わり段々と年末モードになっていきます。
特に建設業界では、足場をお正月の間はあまり建てままにしたくないので顕著です。
そういうことで工期のことがあるので、たまに訊かれることがコーキングはどれくらいで固まるんですか?というものです。
本日はその質問に答えた記事を書きますね。
どれくらいで硬化するかは材料の種類にもよりますが、
戸建住宅の外壁で使用する材料は
一液性のものが適しています。
一液性の材料とはホームセンターで売っているカートリッジのコーキングがそうです。
因みに二液性の材料というのもあって
それは、基剤と硬化剤を混ぜて硬化させて使用するものです。
話をもどすと、
一液性の材料は
気温が低くなると硬化が遅くなります。
(コーキングのメーカーにもよりますが基本的には一日一ミリ程度表面から硬化というのが目安)
硬化するのは施工してから中2日くらいで表面は硬化します。
塗装などをする時は工期のこともありますが、
できたら5日くらいおくのがいいと思います。
長いと感じますよね。
残念ながら施工のしかたでは
硬化速度を調整できないんですね。
一液性なので硬化を早める溶剤も入れれません。
だから、コーキングを施工してその外壁の表面に
塗装等をしない場合は大丈夫でしょうが、
塗装する場合は養生期間を充分とる事をおすすめします。
養生期間を取らずに充分コーキングが硬化してないのに塗装をすると塗装されたコーキングの表面の塗装がひび割れてくることがあります。
それはコーキングがしっかり固まってないのに塗装すると塗装は固まってるのにコーキングがしっかり固まってないと微妙に動きます。
塗装がコーキングの動きについて行けないので
ひび割れが起こります。
そして、この時、気をつけた方がいいのが
塗装だけがひび割れてるのにコーキングもひび割れてると勘違いしてしまうことです。
表面の塗装のひび割れだけだと塗装をもう一度塗るとすみます。
しかし、コーキングのひび割れだと勘違いすると、その部分のコーキングをもう一度打ち直さないといけないかな?っと思ってしまうことです。
よく確認する必要はありますが
打ったばかりのコーキングがひび割れることはほぼありません。
そんなトラブルを起こさないためにも工期を決める時、
今のような時期、外壁を塗装する時は
コーキングの養生期間も少し多くとる事をおすすめします。
谷垣徳憲'
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