雨漏りの散水調査で原因がわかって窓から染み出した水
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
雨漏りの調査や相談に行かせて頂くと原因が一箇所という場合もありますが、複数という場合も結構あります。
というか一箇所という場合より二箇所以上の複数箇所ということが結構多いです。
それは雨漏りが家の中に漏れてきてびしょ濡れの箇所が複数で、雨水が入る原因の箇所も複数の場合もあります。
それと、雨水が入ってくる雨漏りの原因の穴やすき間は複数あるけど、室内の同じサッシから雨漏りが発生して室内がびしょ濡れになるケースです。
具体的にいうと室内のサッシの廻りから漏れていたり、天井から漏れていたり、と雨漏りが家の中で複数発生している場合と同じサッシから雨漏りして室内がびしょ濡れだけど、雨水が入ってくる原因の穴やすき間は複数あるという場合です。
それを調査するのに外壁や屋根に水をかけます。
水をかけるのにハシゴに登ったり、場合に寄っては足場をかけてもらったりします。
そして外壁や屋根をじっくり観察しながら調査を進めます。
そうすると原因になりそうなあやしい箇所が複数あるわけです。
それを散水しながら雨漏りしていないか調査します。
で、何箇所か水をかけていると原因を発見するわけです。
でね、雨漏りしている家にはあやしい箇所が複数あり、そのどの箇所から雨漏りしてもおかしくないなっと思うんです。
確かにリフォームや建てて間もないのに雨漏りの相談頂く場合もあります。
しかし、多くの場合あやしい箇所が複数あって、メンテナンスの時期が過ぎてしまっているかなっと思う場合が多いです。
だから、その調査で原因を発見しても時間の経過と共にまた違う箇所から雨漏りする可能性が高いということです。
確かに台風や地震の様な天災で外壁や屋根が傷んでしまう場合もあります。
しかし、経年劣化での雨漏りの場合は、調査して修繕しても数年してまた雨漏りしたということもあります。
そうなるとちょこちょこ調査したり、修繕したりで費用かかさんでしまいます。
数日とかでは建物の劣化は、見てもわからないぐらいのほんの少ししか変わっていきません。
ついついもう少し大丈夫だろうと思ってしまいます。
そういうものです。
だけど確実に劣化は進んでいます。
だから、10年を過ぎたあたりで外壁のメンテナンスを考えることをお勧めします。
気になったら建築関係の友達などに見てもらうのもいいかも知れませんね。
雨漏りの調査をしながら感じるのはそんなことです。
谷垣徳憲'
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