コーキングというのは施工するときは歯磨き粉のようなドロッとしたペースト状です。

それが固まったらゴムのような状態になります。

だから、施工するときの状態ではすき間が大きすぎたり、

すき間の奥に当たりがなければ、すき間にとどまらずだれて落ちてしまいます。

そんな時止める方法はあるんですか？と聞かれる事があります。

すき間の形状や大きさによりますが

いろんな方法で止める事が出来ます。

今日はその中で捨て打ちというもので止める方法をご紹介いたします。

鉄骨の穴

向こう側から光が漏れている鉄骨のすき間、

向こう側は空洞です。

鉄骨の厚み（５～１０ｍｍ位）しかコーキングのうちしろがありません。

あ、因みにすき間風でほこりが入らないようにするためで

防水の為ではないので強度は求められてません。

前述しましたが、施工するときのコーキングのドロッとしたペースト状では普通に施工しても落ちてしまいます。

捨て打ちでスポンジを止めている

まず、捨て打ちといってコーキングをすき間の廻りに軽くのせます。

そして、スポンジのような軽いものをコーキングに引っ付けて止めます。

はじめに打った捨て打ちは、スポンジをくっ付ける為に打つのが目的で、仕上げる為のものではないので捨て打ちといいます。

コーキングを打ったところ

そのスポンジの表面に打ち込む感じじゃなくて

乗せる感じでコーキングを打ちます。

仕上がり

後はヘラですき間の中へコーキングを入れていく感じじゃなくて

表面のコーキングを取るとい感じでしあげます。

そうするとうちしろのないすき間でもコーキングで塞げます。

DIY等ですき間を塞ぐときの参考にしてもらえるとうれしいです。