コーキングが止まらない空洞を簡単に埋めるためのひと工夫

空洞

空洞のすき間

 

こんばんは!

住まいのすき間や穴をコーキングで埋めてる谷垣です。

コーキングで埋めるすき間で技術がいるひとつは太いすき間(目地)です。

そして、ひと工夫がいるひとつが中が空洞のすき間です。

コーキングというのは固まるとゴムのようになります。

しかし、施工する時はペイスト状で歯磨き粉のような状態です。

これを空洞の所に施工する場合に普通に打設すると

いくらたくさんすき間の中へ打ち込んでも中で止まらずにすき間に落ちていく感じになります。

そうなるとすき間を埋める事はできません。

空洞ではない場合は普通にバックアップを入れて施工すればいいんですが、

中が空洞のすき間の場合はバックアップも止まらずにすき間の中に落ちてしまいます。

現場でちょっとなのでコーキングを自分でしたいなとお思いのあなた。

またはご自分のお住まいのすき間をご自分で埋めようとしているあなた。

ちょっとした工夫でコーキングですき間を埋めることができます。

 

まずは空洞のへりに・・・ん?へりって大阪弁か?

空洞の周りにコーキングをつけるように打ちます。

空洞Ⅲ

すき間の周りにコーキングをつける感じ

 

そうして、そのすき間にすき間より大きめのスポンジを挿入します。

あ、コーキングを専門に施工してる職人はその部分専用のスポンジのバックアップがあります。

だから、ない場合は食器洗いのスポンジやいらなくなったベットのスポンジ等を少し切って使用するといいと思います。

挿入する場合のコツは先に打ったコーキングですき間の中で止めるような感じで入れてください。

空洞Ⅱ

すき間にコーキングで止まってるスポンジ

 

画像のようにスポンジが止まると後は普通にコーキングを売って仕上げるだけです。

空洞Ⅴ

空洞のすき間のコーキングが仕上がった所

 

このやり方だと空洞のすき間もしっかりとコーキングで埋める事ができます。

こんな局面に出くわしたら思い出して一度試してくださいね。

 

ではでは~

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。