Yahoo知恵袋の雨漏りの質問に答えてました

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金属製のサイディングの外壁

 

こんばんは。

コーキングで住まいのすき間をや穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。

今日は朝から雨なので現場はoffです。

コーキングは施工する箇所が濡れていると接着しないので

外部の現場は雨が降ると基本施工はNGです。

 

この雨台風の接近で秋雨前線が刺激されて降ってるみたいです。

明日は台風が日本列島を縦断する予報です。

お気をつけくださいね〜

 

ということでこう雨が降ると雨漏りに悩まされている方にとっては辛いと思います。

で、参考になればなっと思い、

Yahoo知恵袋に書かれている質問にボクなりに答えてみますね。

 

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金属サイディング(ガルバリム)の外壁から雨漏りしてきたのですが、雨漏りの直接的な原因を発見できなかったため、手当り次第に目地やサッシ回りをコーキングで補修をしています。

すでにチョーキングが現れているので本来でしたら塗装が必要なのですが、残念ながら費用の関係から塗装は予定しておりません。

すでに複数の業者や自分自身で補修を行っているため、使用しているコーキング剤が何種類も混在しています。増し打ちされ、山のようになっている箇所もあります。
1社と私は変成シリコーン系(1成分形)を、別の1社はシリコーン系(1成分形)を使用しています。
前者の業者は不明ですが、後者の業者が使用していたのは、LIFELEX シリコンシーライト クリヤーです。
変成シリコーンに比べ、対候性、耐久性が優れていること、塗装をしないことから選択したと聞いています。
また、私を含めて、どちらの業者もプライマーは使用していないと思われます。

今回、そのコーキングの種類や手法に悩み、助言頂きたく投稿致しました。
自分自身でもいろいろと調べたのでが、調べるほどに分からなくなってきたのでお答え下されば幸いです。よろしくお願いします。

1.LIFELEX シリコンシーライト クリヤーは一番安価なものですが、信頼性はありますか。

2.塗装をしない場合、外壁には変成シリコーン系とシリコーン系ではどちらが適しているのでしょうか。

3.変成シリコーン系の上に、シリコーン系を増し打ちした場合、どのような状態になりますか。また、逆の場合はどうでしょうか。

4.変成シリコーン系の上に、シリコーン系を増し打ちする場合、プライマーを使用すればいいのでしょうか。また、逆の場合はどうでしょうか。

5.変成シリコーン系を保護するために、その部分だけ塗装する場合、シリコンアクリル樹脂の油性塗料は適しているでしょうか。

 

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っという質問です。

あくまでもボクなりの答えですが

1についてはとりあえず雨漏りを止めるということで言えば信頼できると思います。

しかし、施工の仕方や施工のする箇所が雨漏りの原因の箇所かが重要だと思います。

 

 

 

2については外壁のどの部分でどれくらいの範囲と量なのかによって変わります。

塗装を今しないだけで将来する可能性があるのなら

変成シリコーンの方が良かったと思います。

いずれにしろ一度シリコーンで施工するとシリコーンしかつかないので

シリコーンしかないですね。

 

 

3については変成シリコーンの上にシリコーンを使うのは大丈夫ですが

逆のシリコーンの上には変成シリコーンは適していません。

施工した瞬間は接着したように見えますが後で剥がれてしまう可能性が高いです。

シリコーンの上にはシリコーンだけしか接着しません。

シーリング材の打ち継ぎ表載せておきますので参考にして下さいね。

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シーリング材打ち継ぎ表

 

 

4のプライマーを塗った方が良いのですか?っという質問の答えとしては塗るべきだと思います。

 

5については大丈夫と思いますが念のため、

それについて書いてある表を貼り付けておきますので参考にして下さいね。

 

ということでボクなりに答えてみました。

この質問を読んではじめに思ったのは、

まず雨漏りした場合は原因を探すのが先決だと思います。

手当たり次第コーキングして止まればいいのですが

止まらないと益々コーキングだらけになって美観的に良くないです。

塞ぐとダメなすき間や穴をコーキングしてしまうと

かえって雨漏りが酷くなることもあります。

そしてこのお宅に複数回業者さんが来ているみたいなので

費用的にもかさんでしまうと思います。

雨漏りした場合は原因を見つけてそれから対処する方が良いです。

見つけたら根本的に外壁を修繕するのか

簡易的に止めるのかそれを選ぶことをお勧めします。

原因がわかってどちらかを選ぶ方が安心できますしね。

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。