すき間はすべてコーキングで埋めれるわけではありません

本日の大阪は曇り空で夜になってから激しく雨が降ってます。

 

家を購入すると

当然の事ながら、家の色んな部分をチェックします。

それは室内のキッチンレンジの使い方だったり、

風呂の使い方そしてクロスの汚れがないか・・・等さまざまな事が気になります。

そして外部も気になる事をチェックします。

サッシに凹みや傷がないか壁の色にむらはないか・・・

その中で壁に気になるすき間があるけど大丈夫ですか?と聞かれる事があります。

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外壁のすき間

外壁がサイディングの場合、一枚45センチ程の高さのものなので

住宅の外側に下から上へと何枚も貼り合わせていきます。

そうするとサイディングとサイディングの上下の部分に貼り合わせて重なる部分ができます。

その部分が画像の真ん中あたりのすき間です。

このすき間はあまり目立たないようにできてます。

しかし、サイディング一枚一枚作った時の誤差等によって

すき間が目立ってしまう場合が1あります。

あいじゃくりというジョイントの仕方になっていて

雨水は入らないようになってます。

しかし、住む方にとってはすき間があいてると気になります。

そしてコーキングでこのすき間を埋める事できませんか?と聞かれる事があります。

コーキングでは埋めない方がいいです。

このすき間はあまり広くなく、そして深さがありません。

これぐらいのすき間を埋めるのはコーキングには適してません。

このすき間をコーキングで埋めると

早いと3ヵ月くらいで白化してしまいます。

白化とはコーキングが紫外線等の影響で

白いチョークの粉のようになってしまう事です。

こうなると美観的によくないです。

だから、こいうすき間はサイディング補修ようのパテで

すき間を埋めます。

そのパテが固まってから

そのサイディングに合ったタッチアップ用の塗料で色を塗るのがベストです。

新築時に画像のようなすき間が気になったら

建ててもらった業者さんにそいう処理をしてもらうのをお勧めします。

 

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。