ベランダの雨漏りの原因と対策

 

こんばんは。

雨漏り調査で原因のすき間や穴を見つけたり、

コーキングですき間や穴を埋めて素敵な生活のお手伝いをする谷垣です。

3連休も終わり明日からお仕事という方も多いのでしょうか?

先週までの雨がちな日々から一転していい天気が続いていますね。

こういう時期に雨漏りの修繕すると良いと思います。

次雨が降ったときに直っているのを確認できますのでね。

そして、雨漏りが中々止まらないお宅では憂鬱になると思います。

家の本体の雨漏りも勿論憂鬱なのですが、

今日はバルコニーやカーポートに使われている

ポリカーボネートの雨漏りの補修の仕方について書いてみたいと思います。

ポリカと呼ばれることが多いので以降ポリカと書かせていただきます。

ポリカは太陽の日差しも入り紫外線も通しにくい物もあり、

雨も防げるので洗濯物を干すバルコニーの屋根材として最適でよく使用されてます。

どんなのかというと・・・

 

IMG_5803

ポリカの庇

検索した画像が少し粗いけどご辛抱を、

イメージとして感じをわかっていただけたらと思います。

駐車場で使用したら・・・

IMG_5804

駐車場のポリカ

コチラも粗いけどイメージとしてはこんな感じです。

折角ベランダに雨がかからないようにポリカで屋根をつけたり、

画像はないですが物置を作ったりまたは自転車置き場を作ったりしたのに

雨漏りがする時があります。

今までこういう雨漏りの相談を受けたことがあります。

修繕しに行かせて頂くと雨漏りしている箇所が大きく分けて三つあります。

一つ目がポリカの庇と家本体の外壁との間です。

線ポリカ電気

壁とポリカの間

この部分のコーキングが年数を重ねて弱っていることがあります。

画像のように電気の線が通っているとその線に雨水がつたって雨漏りすることがあります。

この場合の対処法はこの古いコーキングに新しいコーキングを被せて打つといいです。こんな感じ。IMG_1527

シリコーンのクリアで施工

注意する事はこの部分のコーキングはおそらくシリコーンで打つことが多いので

同じようにシリコーンで打って下さい。

シリコーンにはシリコーンしかつきません。

他の材質を使うと剥がれるか浮き上がってきます。

二つ目は

ポリカーボネートと庇のさんのすき間です。

サン

赤い丸がサンの部分

この部分は庇を施工した時にはパッキンが入っていたりして

防水になっています。

しかしこの部分も年数を重ねてくるとパッキンが弱って劣化します。

パッキンが劣化するとすき間があきます。

そしてそのすき間から雨漏りがします。

対処法はこのパッキンが入ってるすき間をコーキングで埋めます。

ここもシリコーンのクリアーで施工

この時の注意はシリコーンで打つのですが

ポリカーボネートには普通のシリコーンではなくて

ポリカシールというポリカ専用のものを使用してください。

これをしようしないとポリカを傷める可能性があります。

場合によってはポリカが穴が開いてしまいます。

そして三つ目はサンに打っているビス頭です。

これもシリコーンを上から打つといいです。

ビス頭

ビス頭をこんもり施工

施工での注意点はビス頭をしっかりとシリコーンで覆い尽くすことです。

少しでも穴が空いたりして覆いつくせてないとその部分から雨漏りをおこします。

以上がポリカーボネートのベランダや駐車場の雨漏りの原因と対策です。

参考にして貰えると嬉しいです。

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。