外壁のひび割れの原因と対策

割れ

ひび割れた外壁

 

こんばんは。

コーキングで住まいのすき間や穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。
さて、コーキングの仕上げには大きくわけて二つあります。

一つはコーキングが露出しているそのままコーキングが見えた状態。

そしてもう一つはコーキングの表面に塗装やタイルを貼ったり等の下地になる場合です。

そういう下地に施工して表面に塗装した場合、

コーキングの表面に塗装を塗ってから、少し経つとひび割れする場合があります。

冒頭の画像はサッシの横がひび割れを起こしているものです。

画像の中央の上から下にひび割れが入ってます。

この下地にコーキングを施工してます。

たまに、この様なひび割れを見てコーキングが切れてると連絡が入るときがあります。

確かに一見切れてすき間があいてるようにみえますが、

多くの場合は表面の塗装が割れてるだけです。

コーキングが切れてる事は少ないです。

ではなぜこのような事になるかというと大きく分けて二つあります。

一つ目の原因としては

コーキングがしっかり硬化する前に塗装等をするとひび割れをおこしやすいです。

養生期間を充分に取らないことで起こります。

二つ目の原因は、建物というのは見た目ではわかりませんが微妙に動いてます。

その動きは建って間もない方が大きいです。

その動きにコーキングは追従します。

しかし、塗装等の表面に塗る物の種類によっては追従できない物もあります。

ではどうすれば防げるかというと

1も2もしっかりと養生期間を取る事と

塗装等表面に塗るものを追従するもにすることで大抵防げます。

選び方がわからないという方は、塗装屋さんに相談すると良いと思います。

そして画像のようにすでになってしまった時は

この上からまた塗装屋さんに同じものを塗ってもらうと綺麗に直ります。

いずれにしろ画像のような場合は壁の内部までひび割れていないので

雨漏りする可能性は低いです。

だから心配はいりませんのでご安心ください。

 

今日は以前書いた記事を加筆修正しました。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。