良い中古物件に住む為に見るポイント

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築年数が経った外壁

 

こんばんは!

コーキングで住まいのすき間や穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。

最近施工させて頂いたお宅の施主さんから受けた質問があります。

「ここにコーキングがついてるけど雨漏りではないですか?」というものです。

施主さんは1年2ヶ月くらい前にこの画像の家に引っ越して来られました。

画像の箇所ではないですが、

入居当時は雨漏りしてなかったけど最近雨漏りしてきたらしいです。

で、その雨漏りを修繕するのと同時に外壁の改修工事もされました。

そしてコーキングの打ち替え工事が終わってから受けたのがさっきの質問です。

施主さんは前にお住みの方が画像の箇所から

雨漏りしてて修繕した跡形がこのコーキングの後だとご心配されたみたいでした。

見せて頂くとおそらく配線などを壁にコーキングでつけていた跡だと思いました。

それを施主さんにもお伝えして安心して頂きました。

 

でね、こういう場合の雨漏りかどうかのザックリとした目安をお伝えしますね。

中古物件を見学する際の参考にしてもらえたらなと思います。

雨漏りというのは基本的に壁とサッシのすき間、

壁と屋根のすき間などの何かと何かという違う部材どうしのジョイント部の

コーキングなどが劣化してそのすき間から雨水が侵入することが多いです。

だから画像のような箇所からは雨漏りする可能性は低いです。

中古物件を見学しに行ったらサッシの廻りなどにコーキングを

あたり一面塗りまくっていたら雨漏りがしていた可能性が高いです。

そういう場合は営業マンにしっかり納得いくまで質問した方がいいです。

冒頭の画像のように雨漏り関係がないと説明してもらえるだけでも安心できます。

とにかく外壁をよく見て違和感を感じる所は徹底的に質問してくださいね。

現場で質問受けて思ったのはそんなことです。

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。