雨漏りの原因と対策

アイジャクリカビ

古いあいじゃくりのすき間

 

 

夕方から雨が落ちてきて寒い日曜日いかがお過ごしでしょうか?

この雨で雨漏りがするという方もおられると思います。

雨漏りの相談を受けることがあります。

その中で外壁がサイディングで雨漏りしていて

コーキングですき間を埋めたけどまだ雨漏りしています。

という相談をお受けすることがあります。

サッシがあるとかジョイント部があるとかの場合その部分ということが考えられます。

しかし、ジョイントもなにもない壁だと水切りぐらいしか原因が考えられない場合があります。

だから、水切りの上部をコーキングで塞いで見たけど雨漏りは止まらない。

そんな状態で先日も現場へ訪問しました。

壁をみると確かにのっぺりとした壁だけでした。

だけど、よく見るとアイジャクリのところが黒カビが生えてるように見受けられました。

基本的な施工をしてるとアイジャクリから雨漏りすることはありません。

(アイジャクリの意味はコチラのブログをどうぞ⇒http://ameblo.jp/garapa/entry-11777394324.html)

で、このお宅の壁の裏側を見せて頂くと・・・

裏側壁

家の中から見た外壁

 

サイディングの裏側がそのまま見えています。

このようにサイディングの裏側が見えということは

この部分に最低、防水紙がなければいけません。

基本的にアイジャクリからこの部分に雨水が入らないように防水のゴムが入ってます。

しかし、年数が経つとそのゴムが弱ってきます。

そして、気圧の関係でアイジャクリから雨水を吸い込むこともあります。

こいうパターンの場合はアイジャクリのすき間が原因の可能性があります。

だから、雨漏りを止めるにはアイジャクリをコーキングしてすき間を塞ぐと止まると思います。

コーキングアイジャクリ

アイジャクリを塞いだ壁

 

コーキングしたボリュームが少ないく劣化しやすいので

この表面に塗装する方がいいです。

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。