コーキングで埋める理想的なすき間の幅

目地幅

サイディングの目地

昼過ぎから雨が降りだした大阪です。

換気扇の音だけが聞こえる事務所でブログ書いてます。

 

 

建物を建てる現場というのは

大工さん、電気屋さんや左官屋さん等

仕事によって専門業者が集まって仕事をしています。

建築現場へ工程によって順番に行き、

専門業者の持ち場を作っていきます。

その中でボクの仕事はコーキングで

建物の外部では雨が入らないようにや

美観的意味ですき間をコーキングで埋めてます。

室内等の内部では同じように美観的意味と

キッチンやお風呂のような水まわりから水がこぼれたときに

まわりにながれださないようにすき間や穴を埋めてます。

そんなすき間や穴の大きさは前の工程をせこうするの職人さんによって変わってきます。

 

コーキングには適正なすき間の幅があって適正な幅でないすぐに切れたり、

剥がれたりします。

だから、現場で働く職人さんや取り仕切ってる監督さん等から

すき間はどれくらいあけといたらいい?と聞かれることがあります。

これは外壁の種類や内部の部材によっても違いますが、

外壁、特にサイディングの場合は10mm位が目安です。

たまにすき間をなくしてくっついてる方がいいのですか?

というようなことを聞かれることがあります。

くっついてるとすき間にコーキングが充分に充填できないのでよくないです。

逆に40mm以上は材料にもよりますがコーキングでは収まらない幅です。

幅だけではなくてまあ、材質、工法によっても違いますが、

奥行も10㎜を目安にするのがいいです。

 

施工する時の役に立つと嬉しいです。

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。