施工以外の大事な仕事

あいじゃくり

外壁にあるちょっとしたすき間

昨日と違って今日は晴天に恵まれました。

外壁にはよく見るとすき間があいている事があります。

普段は気にならなくても外壁のリフォーム、

特にコーキングの打ち替えをする時に、

ちょっとしたすき間を

お客さま自身で発見される事があるようです。

本日の現場でもそういう事がありました。

昨日はあいにくの雨で途中までの作業だったので

続きを本日施工しに行きました。

朝、現場に着くとお施主さんが

「このすき間は、あいていても問題ないのですか?」という質問を受けました。

それが冒頭の画像の赤マルのすき間の事です。

このすき間は、サイディングとサイディングが重なりあってるところです。

結論からいうとこれは大丈夫なすき間です。

このすき間部分は、あいじゃくりというジョイントになっています。

その部分には、防水の為のゴムパッキンが入ってます。

雨水を防ぐ為に、サイディングの裏には防水紙という

雨水は通さなくて空気や湿気等は通す紙が貼ってあります。

だから、もし仮にアイジャクリから雨水が入ったとしても

基礎の上にある、壁の一番下部の水切りから

外部へ排出されるようになっていて、

内部の見えない部分でも雨漏りをガードする工夫が施されています。

というような内容をお伝えしました。

現場でお施主さんの質問にお答えしていると

いつも思うんですが

丁寧な施工する事は当たり前に大切にしている

ところですが、

それと同じように、お客様の不安をとり除く事も大切な仕事だなっと感じます。

質問にお答えさせて頂くと安心していただけますし、

現場で施工することだけが仕事ではなく、

不安を解消する事で、安心できる暮らしのお手伝いをしているのだと

気づきを頂きました。ありがとうございます。

 

 

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。