雨の前にコーキングを施工する時によく聞かれる二つの質問

事務所雨

事務所の窓から見た景色、分厚い雲です。そして大阪市内にしては田畑が多い

外は凄い雨が降ってます。

凄い雨の音を聞きながら事務所のデスクでブログの更新です。

今日もコーキングの打ち替えの仕事でした。

最近ありがたい事に打ち替えの依頼をよく頂きます。

打ち替えに行かせて頂くと住んでおられる方がいらっしゃいます。

建築の世界ではお施主さんと呼ばれている方です。

お施主さんの多くは建設に携わっていない方が多いです。

特にコーキングというのはあまり世間では知られていないので

質問をお受けする機会が多いです。

今日も着いてすぐ聞かれたのが

「コーキングしてすぐ雨が降ったら固まってないから染み込んだりしませんか?

それと雨が当たって形が変わったりしませんか?」ということを聞かれました。

まず、サイディングに使用するコーキングは施工してから固まるまででも

雨がしみこんだり、

雨でとけて流れたりはしません。

これはブログでなん度か書きましたが、

溶けて流れることがあるのは

倉庫の外壁等で使用されているALCの目地に使用されることが多い、

アクリルという種類のコーキングです。

そして形が変わるかという質問についてですが

これはボクの経験では外壁のように目地が横を向いてる場合は

台風のような強い風で打ち付けられた雨でも

雨粒が当たって凹んだというのは見た事がありません。

ただし、目地が上を向いてる場合は大きな雨粒が当たって

雨粒の形で凹んだ事があります。

だから、そいう目地があるお宅の場合は注意して施工します。

基本的にはコーキングを施工する前の雨はNGですが、

コーキングを施工してからの雨は心配はいりません。

今日は昼から雨の予報だったので

お施主さんが心配されていたのでそれに答えたブログを書いてみました。

 

 

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。