おかげ様でこの仕事をするようになってから26年程経ちます。
これだけ永く続けていると色々な失敗もありました。
やり始めの頃は、ボク個人の技術的な事、(初歩的ミス)工期の問題
でご迷惑をおかけしたこともありました。
それがあったからこそ今があると思っています。
幸い大きなトラブルもなく、ご依頼下さった人やボクを支えてくれたすべての人に
感謝しています。
その中でも今日は、過去に焦った養生テープでの出来事について書こうと思います。
現場で、少しくらいならコーキング屋さんに依頼せずに、各業者さんが
ご自分でされる時のポイントをお伝えしますね。
まず、戸建住宅を施工するには
1、目地にバックアップを入れる。
2、養生テープを貼る。
3、プライマーを塗る。
4、コーキングを打つ。
5、コーキングを仕上げる。
6、養生テープを剥がす。
大きく分けるとこんな手順です。
まぁ1,2の順番は入れ替わることはありますが・・・
例えば現場で養生テープを貼ってる最中に雨が降ってきたら、
途中でやめて翌日に続きの施工をすることになります。
次日に続きの施工をするなら問題ないのですが、
元々予定していた別の現場に行くこともあります。
そうすると、テープを貼った途中の現場に入れず5~6日放置した時も
実際にありました。
養生テープを貼ったままの現場でコーキングの施工をして最後に
テープを剥がすと大変なことになっていました。
養生テープのノリの成分が外壁につき
テープを貼っていた所がネチャついてしまい
テープの形が残ってしまいました。
これはさすがにどうしようか?と焦りました。
だってそうですよね、外壁にテープがついてしまったらご施主さんに迷惑がかかってし
まうし、工期だって間に合わない。
そんな不安がよぎりました。
でもね、対処法があるんです。
そんな時は、ノルマルヘキサンというパーツクリナーと
灯油で拭いてなんとか形がなくなりました。
これから日差しが強くて暑くなると
養生テープを貼った日にちが短くても養生テープの形が残ったりします。
一日でも茶色いサッシにうっすらとテープの形が残っています
布にノルマルヘキサンをつけて拭いている
拭いた後のサッシ
こんな事にならないようにテープを貼ったまま日にちをあける場合は
テープを剥がすことをおすすめします。
もしか上記のような事があれば画像の対処法がありますので、
あなたのお役に立てると嬉しいです。
谷垣徳憲'
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