大き過ぎず少な過ぎずのすき間がコーキングの性能を発揮する

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コーキングの打設

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案の出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

コーキングの施工をしてると色んな要望を受けることがあります。

それは施工する時間であったり、

施工する材料であったり、

仕上げた目地の形状であったり様々なご要望をお受けします。

時間に関してはある程度ご要望にお応えできるとは思います。

材料については要望の材料が施工する箇所にてきしているものであれば

問題なく施工できます。

問題があれば、打ち合わせして最適なものをご提案させていただきます。

今回書かせていただくのは形状について書かせていただきます。

というのも以前、施工させて頂いた物件で

依頼者様から「コーキングを出来るだけたくさんつけといてください。」

というようなご要望がありました。

丁度画像のような状態でそのままにしてくださいというものです。

確かにこの状態だと目地にはコーキングが多く乗ってます。

しかし、コーキングは目地に多いからいいってものではありません。

先ほど”乗ってます”という表現をしましたが

目地に乗ってるという状態では外壁にしっかり密着してません。

密着あしてないと防水にもなりません。

その状態だと剥離もしやすいです。

では、しっかりと密着した状態にするにはどうしたらいいのかといえば。

ヘラでコーキンを目地に押し込むように圧力をかけると密着して、

目地の奥までしっかり入ります。

こうして仕上げたのが正常な施工状態なので

寿命も長く見た目も美しくなります。

 

だから、今回の打設したそのままの状態にしといてくださいという

ご要望にもこいう説明をして正常な仕上げで施工させていただきました。

 

コーキングの施工は目地に対して多くても少なくてもよくなくて、

適量が一番建物のためにはいいです。

いろいろ外壁を見てるとたまに打設したままのものも見るので書いてみました。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。