ストローで吸い上げる様な現象で起こる雨漏り

        雨漏りの調査

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案の出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

仕事柄雨漏りの相談や調査のご依頼をいただきます。

雨漏りの原因の究明するには

散水検査といってホースで水をかけて原因を特定します。

雨漏りは原因を突き止めるとほぼ仕事は終わりと言って良いぐらいです。

原因の究明は本当にすぐにわかる場合もあります。

そしてわかりにくい場合もあります。

本日は原因のわかりにくいお話をさせて頂きます。

穴が小さくてこんなところから雨漏りするんかな?

というくらいの小さい穴やすき間の場合があります。

それとか原因の外壁の穴が室内に漏水している穴より上部にある場合があります。

このふたつのパターンはほんとにわかりにくいです。

では、なぜほんの小さな穴や

雨水が低いところから高いところに流れて雨漏りを起こすのかということですが、

これは最近の家の仕組みによるところがあります。

最近の家は高気密です。

そして、ハウスシック症候群の対策として

各部屋に換気が設置されてます。

換気扇で室内の空気を外へ放出すると

室内の気圧が下がります。

そうすると空気は気圧の高いところから低いところに流れます。

気圧が室内が低くて外が高いと空気が外から室内に流れます。

そして、それはほんの小さい穴やすき間から空気が入ってくるということです。

雨が降るとそのすき間や穴から雨水も空気と一緒に流れこんでしまうということです。

だから低い穴から高い穴へと雨水が流れるになる場合もあるということです。

例えていうとストローで吸っているような感じです。

それは穴やすき間の向きが下を向いていても入る可能性もあるということです。

雨漏りの原因がわからないというときは

そんな可能性もあることを覚えておいて見て下さい。

あなたの雨漏り対策の参考になればうれしいです。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。