お施主さんがご自分で施工したコーキング
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案の出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
凄い寒波が来て雪が降った大阪です。
朝になると市内はあまり積もってなかったけど、枚方市の現場付近は結構雪が残ってました。
仕事柄、雨漏りの相談や補修のご依頼をお受けすることがあります。
以前もご自分で雨漏りをコーキングで補修しているお宅へいきました。
ん?なぜ補修した後にいくの?と疑問がわきますよね。
それは補修されて始めは雨漏りが止まったけど
暫くしてまた雨漏りしたのでコーキングして欲しいと
ご依頼があったので行かせていただきました。
現場に行くと確かに画像のようなコーキングをした箇所が何箇所かありました。
外壁にコーキングが盛り上がるくらい施工されてました。
たまにコーキング沢山つけといてというようなことを言われる場合があります。
多分冒頭の画像の様なイメージだと思います。
確かに多くコーキングがついてると安心出来そうです。
しかし、コーキングは適した箇所に適した量を施工しないと
効果を発揮しません。
このお宅もそれが原因で雨漏りが止まらなかったと思います。
原因のクラックの入ったすき間にコーキングが入ってませんでした。
引っ張って古いコーキングを撤去
なぜそれがわかるかと言うと
コーキングを手で引っ張るだけで
簡単に剥がれてしまうからです。
そしてすき間の表面にしかコーキングがついてなくて
クラックの奥のすき間にはついてませんでした。
こういう状態だと雨漏りは止まりません。
コーキングを撤去したクラック
すき間の中いっぱいにコーキングを打ち込まないと止めることは出来ません。
だから、ノズルをしっかりとすき間に当てて奥まで打ち込みます。
そして、奥に入れる様にヘラやバッカーで仕上げます。
バッカーでの仕上げ
できるだけ奥まで入れるイメージで仕上げます。
仕上がり
あくまでも応急処置的な補修ですが
これでこの箇所から雨漏りすることはなくなります。
この表面に塗装するとあまり目立たなくなります。
もしあなたがご自分で雨漏りの補修をコーキングでされる場合は
表面につけるんじゃ無くて
クラックのすき間の奥まで打ち込むイメージで補修して下さいね。
谷垣徳憲'
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