施工方法も確立されました。

今日は日差しがある所では半袖でも過ごせる位の陽気でしたね。

冬物をしまっても大丈夫そうですね。

建物にはあいているといけないすき間と

あいていなければいけないすき間があります。 下屋ね

下屋根と壁の取り合い付近

画像の物件は30年程前の建物です。

当時、外壁としてサイディングを用い出し始めた頃です。

どんな施工が家を長持ちさせるのか手探りの時代で、

特に画像のように下屋根のブリキと壁のすき間は

コーキングで埋めてしまう事もありました。

このすき間を埋めて、雨水や湿気の抜ける所がなくて、

この付近の内部が腐食し、その周辺から雨漏りを起こす事も

少なくなかったようです。

このように事例も多かったためサイディングは不具合が多いので

あまり使いたくという建築関係の方が増えました。

しかし、ここ10年程で施工の仕方も確立されて

現在は、画像の部分のすき間はあけておくべきすき間です。

基本的な施工方法をしていれば不具合も起こりません。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。