外壁の構造を知ると安心できます。

コーキング古い

劣化したコーキング

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

古くなったコーキングを打ち替える時、お施主さんに質問をうけます。

質問を受けた中で多いのが、外壁の裏側がどうなっているのか?

というのがあります。

壁の内部が見る事ができないので 不安になられるみたいです。

不安が解消出来るように、 外壁の内部の事について今日は書かせていただきますね。

まず、サイディングの裏は空洞になっています。 その空洞は通気層といものです。 断面壁

壁の断面

画像は壁の内部を上からみたところです。(説明し易いようにベランダの手すり部分を撮影)

赤マルの所の上から サイディング、通気層、防水紙、建物本体になってます。

建物本体に断熱材が入ってます。

建物の外壁に通気層があることで住宅に良いことが大きくわけて4つあります。

一つ目は湿気がたまりにくい。

通気層は建物の上部と下部にすき間があって そのすき間から外気が出入りし、

外気と一緒に湿気も出しています。

二つ目は仮に雨水がサイディングの裏に入っても 通気層の中をつたって

外壁の下部へ流れて 下部にある水切りと壁のすき間から排出されるようになってます。

三つ目は

外と室内の間に通気層があるので 室温が外気の影響をうけにくいです。

四つ目は通気層があるので音がもれにくく、

外部の音も入りにくいです。

このように外壁は外から見ると 解りづらいですが何層かになっていて 通気層があり、

基本的な施工が施されていると 快適な生活をできるようになっています。

安心していただいて大丈夫です。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。