長持ちする家に住むために確認した方が良いこと

腐食

       腐食した外壁

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

今年もあと1ヶ月たらず。

年を超えたら年度末まで早いです。

中には新年度が始まるまでに新居を探しに出かける方もいるかも知れませんね。

そんな新居を探しに行かれているあなたに確認した方がいいことをお伝えします。

 

 

ボクはコーキングをしています。

室内のすき間を埋めるコーキングと

外壁のすき間というか目地を埋める工事が殆どです。

だから、外壁を数多く見て来ています。

そして長くこの仕事をしているので外壁の工法の移り変わりも見ています。

でね、ボクがやり始めた頃と今とは工法に大きな違いがあります。

やり始めた頃は直貼りといって

外壁の下地にそのまま外壁を貼っていました。

今は下地と外壁の間に通気層というすき間をあけています。

そのすき間があることで空気が循環して

壁の中の湿気を外に出したり、

夏は熱気を室内に入れにくく、

冬は冷気を入れにくくしています。

逆に直貼りは通気層があいてないので

そういう循環がありません。

そうすると冒頭の画像のように外壁が腐食しやすくなります。

 

 

今建ててる新築では通気層がないというのはほぼないと思います。

 

しかし、約15年以上前に建てられた物件は通気工法ではない可能性があります。

だからもし、あなたが中古物件を見学に行ったら、

不動産屋さんや売主さんに

外壁に通気層があるか確認することをお勧めします。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。