マスキングテープにも適材適所があります。

マスキングテープ

マスキングテープ

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

建築現場には建設中にできる、意図したすき間と意図しないでできたすき間があります。

意図したすき間とは外壁でいえば

外壁のボードとボードのジョイント部分やサッシと外壁の取り合いなどです。

意図しないすき間とは部材を設置した時に想定外にできたすき間です。

意図したすき間の場合はすき間を埋める工程を予定しているのでコーキングの職人さんが埋めたり、クロス屋さんがボンドコークで埋めたり又はペンキ屋さんがパテで埋めたりします。

 

意図しないすき間の場合は思わぬ箇所に少しだけできたりすることが多いので

監督さんや工務店の責任者の方がすき間を埋める場合があります。

 

先日も工務店の社長さんに現場で

「コーキングしようとしたけど養生テープが付きにくくて困ってんけど、

よくつくテープあるの?」と聞かれました。

どういう箇所に貼るのかを聞いてその箇所に合うテープをお渡ししました。

養生テープには種類があります。

養生テープ(マスキングテープとも言います)には粘着力が強いものから

弱いものまで数種類あります。

テープのメーカーによっても違います。

ボクは鴨井というメーカーのテープを使ってます。

鴨井のSP229-Pというテープを使うことが多いです。

画像でいうと紫色のテープです。

このテープは砂がついたようなざらついた表面でもつきます。

だからおすすめです。

でも、気をつけないといけないことがあります。

よく付くからいいってもんじゃないということ。

例えばペンキを塗った箇所だったりすると、粘着力が強すぎると養生テープを剥がす時にペンキも一緒に剥がれてしまうことがあります。

そういう箇所には弱粘着を使うことをお勧めします。

画像でいうと水色のテープです。

その他いろんな箇所に使用する場合はこちらで確認してみてくださいね。

プロ用のホームセンターでほぼ購入できると思います。

以前現場で聞かれたので書いてみました。

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。