雨漏りかな?と思うかもと勘違いする事例

         サイディングボード貼る前の外壁

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

サイディングの外壁は、外側から外部のサイディングボード、通気層そして防水紙の大きく分けて3層になっています。

外側から見て確認できないですが、外壁の内側には胴縁と防水紙が貼られており、その一番内側の防水紙が雨水を室内への侵入を防いで、外壁下部の水切りの金物から雨水を排出する構造になっています。

なので防水紙の内側に雨水が入ると雨漏りが発生します。

逆に言えば、サイディングボートの内側に雨水が入っても、防水紙の内側に入らなければ雨漏りは発生しないということです。

たまに水切りから雨水が出るとご心配される方がおられます。

水切りから雨水が出るのは外壁が正常に機能している証拠、安心だということなのですね。

こういう雨や台風が多い時期だけに確認の意味で書いてみました。

悩んでおられるあなたに参考になると嬉しいです。

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。