水をかけて雨漏りの調査
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
コーキングというのは外壁の美観的なことと気密性の為、そして防水性の為に施工します。
防水性の為に施工しているので雨漏りのご相談をお受けします。
雨漏りでお悩みのあなたの参考にして頂けたらと思うので、そのことを書かせて頂きますね。
以前、工務店を経営している友達からの電話で「うちが施工した物件ではないけど、ALCの外壁で雨漏りしていて他所の業者さんが修繕したけど止まらへんので見に行ってくれへんかな。」っという連絡が入りました。
数日して見に行ってテナントビルの店舗が雨漏りしていたのでオーナーさんにお話を伺いました。
雨が降ると室内のソフト巾木から漏れてきて数時間で床が水浸しになると仰っていました。
そして以前に修繕してもらって少しの期間は止まっていたのでがまた漏れてきましたという事でした。
その他色々質問をさせていただいた後、外壁の修繕した箇所を見せて頂きました。
修繕した箇所はちょうど室内に漏れているあたりの外側でした。
そういうことを確認して散水調査することにしました。
雨漏り調査の散水調査で心掛けていることがあります。
一つ目は思い込みを捨てることです。
「雨漏りの原因はあそこが怪しい!」という思い込みがあるとその箇所に執着してしまい、
フラットに外壁を見て散水出来なくなって原因がわからなくなることが多いです。
あくまでもどこから雨漏りしているかわからないので散水調査しています。
自分の思った箇所からの雨漏りということの確認作業ではないということです。
そして、二つ目はじっくり散水するということです。
一つ目の心構えともリンクするのですが、自分の怪しいと思っている箇所以外は少ない時間の散水になったり、散水しなかったりします。
だからある程度平均的に散水を心がけています。
三つ目は絶対原因の箇所から水が入って室内に出て雨漏りの原因が究明できると信じることです。
実際雨漏りしているのでどこか穴やすき間があるはずです。(目視できないすき間や穴の場合もあります)
いつも心がけているのは大まかにはそのあたりです。
その日もそう心がけて臨み原因は見つけれました^_^
見つけれるとホントにオーナーに喜んで頂けました。
原因がわかることが雨漏りの修繕で最も大切なことです。
雨漏りで困ったらそういう心掛けで調査試して下さいね。
谷垣徳憲'
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