ベントキャップのすき間は雨漏り予防

              ベントキャップ

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

関東や東北などはなんか涼しく過ごしやすいようにきいています。

しかし、なぜか大阪は残暑がまだ厳しい日々を過ごしています。

さてさて、仕事の方は八尾市での外壁のコーキング工事が本日終わりました。

台風が近づいているので、少しでも進めておきたいのでよかったです。

遅れるとお客さんや元請けさんなどに迷惑になってしまいますもんね。

でね、今日の現場は外壁リフォームのでした。

そして、新しくベントキャップがついたので、その廻りもコーキングするわけです。

良く建物の外壁についているベントキャップ。

雨水が室内に入らないように廻りをコーキングします。

       下部にすき間を空けたベントキャップ

だけど下部は隙間を空けます。

その理由をお伝えしますね。

コーキングには寿命があります。

そして例えば将来上部の何処かだけコーキングが切れるとします。

下部も塞いでいると上部から入った雨水がダクト内に溜まって、それがやがて室内に流れて雨漏りをおこす原因になることもあります。

だから上部のコーキングが切れたすき間からダクト内に雨水が入っても抜けるように水抜きの為に少し空けておくのが大切です。

実際、以前雨漏りの相談で伺うとベントキャップの上のコーキングが切れていて下を塞いでいたお宅がそれが原因で雨漏りしていた事例がありました。

そんなことにならないようにすき間を空けているわけです。

雨漏りでお困りのあなたの参考になると嬉しいです。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。