コーキングの打設
こんにちは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
日曜日いかがお過ごしでしょうかでしょうか。
午前中鶴見緑地まで走って今はリビングのソファーでまったりしながらブログの更新です。
さてさて、下部にある以前書いた記事ですが、その中のコーキングが切れる理由のひとつに施工不良というのがあります。
その施工不良まででは無くても早く切れる理由がまだあるなっと思ったので書いてみますね〜
まず施工不良まででは無くても切れる理由は職人さんの技術よるものもあると思うんですよね。
一通り基本的な施工手順で仕事を進めるとします。
誰もがする施工手順です。
しかし、例えばプライマーを同じ塗るにもしっかり塗るのとサッと塗るのとでは大違いです。
具体的に言うとコーキングを施工する被着面は・・・
あ、被着面とはコーキングを打つ目地の中のコーキングが引っ付くところです。
で、続きですが被着面は肉眼ではまっすぐ平に見えていても、顕微鏡で見るレベルになるとデコボコしています。
そのでこの被着面にプライマーを一方向から塗っても必ず塗りむらが出来てしまいます。
だから、上から塗ってまた下から塗ると塗りむらは出来にくいです。
それと、プライマーを刷毛につける量によっても変わります。
そしてガンでコーキングを打設するのにも、ノズルを目地にしっかり合わせて圧をかけて目地底まで打ち込まないといけません。
ヘラで仕上げるにもヘラを一回だけコーキングに当てて仕上げるのか。
又は下から一度持ち上げて上からヘラを下ろして二回目で仕上げるのか・・・
そのヘラの角度によっても圧の伝わり方も変わるのでコーキングの目地への引っ付き方が変わります。
そんな少しずつの違いが将来のコーキングの寿命に違いが出てくるわけです。
そういう違いは職人さんの技量や感覚は当然ですが想いも加わってくるのかなっと思います。
だから、コーキングが切れてしまうのは・・・
職人さんの技術✖️自然災害に合う度合い✖️立地条件✖️材料の性能=コーキングの寿命
これでコーキングの寿命が決まって来るんだと思います。
こう書いてみて自然災害に合う度合いや立地条件はボクら職人にはどうしようもありません。
だから、技術を磨いてコーキングの材料の性能をできる限り引き出して行かないといけないなっと感じました。
谷垣徳憲'
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