秋の空になってきた大阪
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
夏の終わりを感じる今日この頃、いかがお過ごしですか〜
猛暑、猛暑と言っている間に秋が直ぐそこまで来ている感じがします。
来週は季節の変わり目で雨が結構降る予報です。
そういう秋雨の大雨が降ると毎年、雨漏りの相談を受けることがあります。
その中で外壁がサイディングで雨漏りしていて
コーキングですき間を埋めたけどまだ雨漏りしています。
という相談をお受けすることがあります。
サッシがあるとかジョイント部がコーキングしてあるとかの場合その部分ということが考えられます。
しかし、ジョイントもなにもない壁だと水切りぐらいしか原因が考えられない場合があります。
だから、水切りの上部をコーキングで塞いで見たけど雨漏りは止まらない。
・・・というようなご相談を受けることがあります。
黒いところがアイジヤクリ
そんな状態のお宅へ以前伺ったことがあります。
壁をみると確かにのっぺりとした壁だけでした。
だけど、よく見るとアイジャクリのところが黒カビが生えてるように見受けられました。
基本的な施工をしてるとアイジャクリから雨漏りすることはありません。
で、このお宅のこの壁の裏側を見せて頂くと・・・
家の中から見た外壁のアイジャクリ
サイディングの裏側がそのまま見えています。
このようにサイディングの裏側が見えということは防水紙を貼ってないということ。
この部分には防水紙がなければいけません。
基本的にアイジャクリからこの部分に雨水が入らないように防水のゴムが入ってます。
しかし、年数が経つとそのゴムが弱ってきます。
そして、気圧の関係でアイジャクリから雨水を吸い込むこともあります。
こいうパターンの場合はアイジャクリのすき間が原因の可能性があります。
だから、雨漏りを止めるにはアイジャクリをコーキングしてすき間を塞ぎます。
アイジャクリを塞いだ壁
コーキングのボリュームが少ないので劣化しやすいです。
だからこの表面に塗装する方がいいです。
そうすることで違和感もなくなります。
雨漏りしていて、その壁にジョイントもサッシもなくて原因がわからないという場合はこの辺りをチェックしてみて下さいね。
谷垣徳憲'
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