この時期のコーキングのDIYで気を付けないといけのないこと

         養生テープを貼った外壁

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

おかげ様でこの仕事をするようになってから32年程経ちます。

独立してから20年。

これだけ永く続けていると色々な失敗もありました。

やり始めの頃は、ボク個人の技術的な事、(初歩的ミス)工期の問題

でご迷惑をおかけしたこともありました。

それがあったからこそ今があると思っています。

幸い大きなトラブルもなく、ご依頼下さった人やボクを支えてくれたすべての人に感謝しています。

その中でも今日は、過去に焦った養生テープでの出来事について書こうと思います。

現場で、少しくらいならコーキング屋さんに依頼せずに、各業者さんや監督さんが、ご自分で施工される時のポイントにもなると思うのでお伝えしますね。

 

まず、戸建住宅を施工するには

1、目地にバックアップを入れる。

2、養生テープを貼る。

3、プライマーを塗る。

4、コーキングを打つ。

5、コーキングを仕上げる。

6、養生テープを剥がす。

大きく分けるとこんな手順です。

まぁ1,2の順番は入れ替わることはありますが・・・

 

例えば現場で養生テープを貼ってる最中に雨が降ってきたら、

途中でやめて翌日に続きの施工をすることになります。

次の日に続きの施工をするなら問題ないのですが、

次の日は元々予定していた別の現場に行くこともあります。

そうすると、テープを貼った途中の現場に入れず5~6日元請けさんとも相談の上、仕方なく放置せざるを得ない時も実際にありました。

養生テープを貼ったままの現場でコーキングの施工が終わって最後にテープを剥がすと大変なことになっていました。

養生テープのノリの成分が外壁に付着し、テープを貼っていた所がテープのノリでネチャついてしまいテープの形が外壁に残ってしまいました。

これはさすがにどうしようか?と焦りました。

だってそうですよね、外壁にテープのノリが残って跡がついてしまったらご施主さんにこー迷惑がかかってしまうし、工期だって間に合わない。

そんな不安がよぎりました。

 

でもね、対処法があるんです。

そんな時は、ノルマルヘキサンというカー用品のパーツクリナーと同じ溶剤

灯油で拭いてなんとか形がなくなりました。

 

これから日差しが強くて暑くなると

養生テープを貼った日にちが短くても、養生テープの跡が残ってしまう場合があります。

CIMG3598

 一日でも茶色いサッシにうっすらとテープの形が残っています

 

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  布にノルマルヘキサン(パーツクリナー)をつけて拭いている

 

CIMG3601

     拭いた後のサッシ

DIYで施工する場合にこんな事にならないように、施工途中に日にちをあける時は、その都度テープを剥がすことをおすすめします。

もしか上記のような事があれば画像の対処法がありますので、試して下さいね〜

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。