コーキングの撤去
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
天気のこと気にしなくて良い日が少し続いたと思ったら、明日は雨の予報。
明日は傘をお忘れなく。
さてさて、今日から現場は城東区の集合住宅の外壁のコーキングの打ち替え。
先ず既存のコーキングを撤去から始めます。
カッターナイフで撤去すると、硬い!セメントの様に硬いのです。
撤去したコーキングが棒のように硬かったです。
硬くて棒状になった撤去したコーキング
こうなるのはだいたい既存のコーキングが油性の場合です。
油性のコーキングは昔よく使われていましたが、最近ほぼ使われていません。
この油性を使っていると、新しく打つコーキングが接着しない種類が多い。
コーキングの打ち替え工事にはコーキング同士の相性があります。
油性の場合、目地に油分があるのでそのまま打つと油分でコーキング が剥離する可能性があります。
対処法はプライマーを普段使用しているのと違うものにしたり、プライマーにセメントを混ぜたりメーカーに寄って違いますが、一手間かけないといけないわけです。
ホント、コーキングはそれぞれ種類によって相性があるので既存のコーキングがどの種類のコーキングを使用しているのかなど注意が必要です。
コーキングの相性がわかる表
上記の画像がコーキングの相性が書かれている表になります。
ここには油性が載っていません。
それだけ今は使われていないということです。
でこの表を見ると相性がわかります。
表の見方なんですが横軸の先打ちというのが既存のコーキングという意味で見てください。
縦軸の後打ちというのが新しく打つコーキングです。
例えば既存のコーキングが一液性低モジュラスのシリコーンだと、一液性低モジュラスしかダメだということがわかります。
この様にコーキングには相性があるので気をつけてくださいね〜
この表をDIYの参考に活用して貰えると嬉しいです。
谷垣徳憲'
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