外壁がタイル調の柄のコーキング の注意点

            落とし目地

こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。

さてさて、祇園祭も終わって天神祭の宵宮の時期、夏本番という感じですね。

先週の雨で工期が詰まっているので、日曜日ですが仕事でした。

帰ってきてお風呂でサッパリして夕食を済ませて、リビングでブログの更新です。

今日行ったのは豊中市にて外壁はサイディングでコーキングの打ち替え工事でした。

その現場の既存のコーキングが落とし目地という工法で施工されていました。

冒頭の画像がそれです。

タイル柄の凹んだところに合わせて仕上げるのが、落とし目地というものです。

通常の仕上げはタイルのでこぼこに合わせます。

             通常の仕上げ

画像のようなのが通常の仕上げです。

基本的にサイディングによっては落とし目地にできないものもあります。

この落とし目地にはメリットもデメリットもあります。

メリットは違和感があまりなくなることです。

冒頭の画像は年数が経っているので少し変色しています。

でも、形状的にはタイル柄の凹んだ目地に馴染んだ感じです。

では、デメリットは凹んでいる分コーキング の厚みが薄くなることです。

一定いじょうわの厚みが有れば問題はありません。

しかし、どうしてもコーキングの厚みが薄くなるところが出来てしまいます。

コーキングが薄いと劣化も早く、剥離もしやすいです。

だから、落とし目地にする場合工務店さん、外壁屋さんなどと打ち合わせしてコーキングの厚みを確保する形状にして施工した方が良いと思うわけです。

もし、家を建てようかな?と思われていてタイル調のサイディングを貼ろうかなとお考えでしたら、その辺を施工てんさんにご相談することをお勧めします。

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。