施工は天候に注意が必要です

大阪はあちらこちらで桜が満開になってます。

そして、また明日は雨の予報です。

花散らしの雨になりそうです。

 

 

雨が多いと現場でたまに聞かれる事があります。

IMG_0952 (640x478)

雨に濡れたサッシ廻りのコーキング

特に施工が終わってから雨が降った時に

現場監督さんやお施主さんに聞かれる事です。

「雨でコーキングが流れてしまいませんか?」

こいう質問をよく受けます。

確かにコーキングの種類によっては水に溶けて流れるものもあります。

しかし、外壁がサイディングやタイルとか石の場合に通常使用しているコーキングは

水には溶けない種類のものを使ってるので

施工後、雨が降っても大丈夫です。

雨水で溶けて流れる種類のコーキングを使ってる可能性が高いのは

外壁がALCの場合です。

ALCの板間(ALCとALCの間のジョイント)に使用する事が多いのが

水性のアクリルというコーキングです。

これは水性なので完全に硬化する前に雨とかの水に当たると

溶けて流れてしまいます。

もちろん防水の為に施工してるので

しっかりと完全に硬化すると水をはじきます。

おまけにこの材料を使用した所がそのまま露出したままという事が

ほとんどなくて表面を塗装等で覆うので安心です。

 

このアクリル以外のサイディングやタイル、石等の外壁に一般的に使用されてるコーキングは

施工した後、雨等の水が掛っても水を弾きます。

だから逆に施工前に雨が降ると

目地等に溜まった雨水にコーキングが弾かれて

目地にくっつかないです。

いずれにしても外部のコーキングの施工には天候に注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

The following two tabs change content below.

谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。