2棟の現調
こんばんは、雨漏り調査、修繕と、修繕のご提案が出来るすき間穴埋め専門家の谷垣徳憲’です。
今日の午前中は堺市に見積もりの為の現調でした。
二軒のお見積もり、決まればお隣さん同士で同時に工事予定です。
いやホント、ありがたいです。
外壁のコーキングは寿命がくると劣化して白化します。
白化するとチョーキングと言って、触るとチョークの粉がついたように白い粉がつきます。
これはベランダにバケツを置いておくと白くなるのと同じ現象です。
だいたい10年くらいがコーキング の寿命の目安です。
今日お邪魔したお宅でお客さんに「なぜ劣化するんですか?」と訊かれました。
劣化の原因は紫外線、風雨などが主な原因です。
とお答えさせていただきました。
そして箇所によっては外壁から剥離します。
切れてすき間ができてしまうわけです。
白化して切れたコーキング
切れる原因は寿命によるものもあれば、建物や外壁の動きによるもの、外壁のボードの端部に外壁の塗装の塗膜がついた原因によるものなどさまざまです。
最近では、少し刃こぼれしたノコの刃で切ったサイディングの端部も切れやすいとメーカーさんから報告を受けました。
それとあってはならないことですが、コーキングを強く外壁に接着させる為のプライマーというものの塗り方など、施工不良などもあったりします。
ま、コーキングが剥離する原因は、上にあげた原因とそれ以外の建てた場所などの土地の動きなど、色々な原因が合わさっておきてしまいます。
コーキングの劣化とともに外壁の劣化も当然のことながら同時に進んでいます。
外壁の劣化が進むと塗装だけでは綺麗にリフォームできない場合があります。
そうなると余計な費用がかかる場合もあるので、10~15年毎のメンテナンスをお勧めします。
谷垣徳憲'
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