築20年ほどの外壁のコーキング
こんばんは。
雨漏りの原因のすき間や穴を見つけたり、
コーキングで住まいのすき間や穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。
最近コーキングの打ち替え工事に行かせて頂く事が増えました。
おかげさまで、本当にありがたい事です。
打ち替え工事とは既存のコーキングを撤去したり、既存のコーキングの表面に増しうちする工事のことです。
所謂、外壁のリフォームです。
そのコーキングの打ち替え工事が増えた為、お施主さんとお会いする機会が多く
外壁やコーキングについて質問を受ける事があります。
先日も「コーキングの傷み方が場所によって違うのはどうしてですか?」
というようなご質問を受けました。
拝見させていただくと確かに家の外壁の場所によって傷み方が違いました。
家を建てた新築の時は、同じ材料で同時期に施工してるから
傷み方も同じじゃないとおかしい、
もしかしたら、傷みがひどいところは手抜きか?
・・・とお客さんが心配されておられてました。
そんな方が他にもおられるかも知れないので経験をもとに原因が大きく分けて二つあるのでシェアしますね。
まず、一つ目の原因はコーキングの成分には可塑剤(かそざい)という物が入ってます。
これはプラスチックにも入っているものです。
この可塑剤というのは紫外線を長い時間浴びると劣化し白くなってモロモロになってしまいます。
例をあげるなら、プラスチックのバケツをベランダ等の日のよく当たるところに長い間置いておくと
白くなってもろくなる事ってありますよね、そんな感じです。
だから、コーキングも外壁の日のよく当たるところは、白くてもろくなってしまいます。
外壁というのは目には見えない位ですが、動いてます。
特に外壁がサイディングの場合は紫外線や太陽光の熱の影響で
サイディングも反ったり伸びたり縮んだりします。
もろくなって劣化したところのコーキングは弾力もなくなり、その外壁の動きについていけなくなって切れてしまいます。
外壁の場所によって動きも違います。
だから、傷み方や切れ方も場所によって変わります。
このような理由で日のよく当たる部分が早く傷んでしまいます。
例えば西日が強く当たる西面や朝日の当たる東面だけが先に傷み易くなります。
それが場所によって傷み方が違う理由の
一つ目です。
二つ目の理由は・・・
と少し長くなりそうなので続きは次回にしようと思います。
谷垣徳憲'
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