雨漏りしていた屋根
こんばんは。
雨漏りの原因のすき間や穴を見つけたり、
コーキングで住まいのすき間や穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。
季節の変わり目ですね〜
寒暖の差が激しくなって来ました〜
こういう時期は雨が降ることが多くなります。
そうすると雨漏りしているお宅だと憂鬱な気分になります。
そこで何かヒントになったらなっと思い、
以前、雨漏りの調査に行かせて頂いたお宅の雨漏りの原因をお伝えします。
電話でちょこちょこ仕事のご依頼を頂く工務店の社長から連絡が入りました。
内容は「知り合いが家を購入したけど住んで一年過ぎたくらいで雨漏りするとで調査して下さい」ということでした。
雨漏りの具合をお聴きすると少ない雨では雨漏りしなくて、豪雨の時に雨漏りするということです。
日程を調整してお客さんのお宅へお伺いしました。
そしてホースで水をかけて散水調査を進めていくと、原因がわかりました。
それが冒頭の画像です。
屋根部分が原因でした。
ブリキを加工した屋根です。
原因は二つありました。
一つ目は①の箇所でブリキのジョイント部分のコーキングが剥離して穴があいていました。
その部分に水をかけると室内に水が入ります。
二つ目は②の部分ブリキの屋根を折って重ねてジョイントしている部分です。
特にこの②の部分の雨漏りが酷かったです。
この部分は普通の雨では雨漏りしません。
見て頂くと分かるように雨水が普通に流れる形状ちなってます。
しかし大雨が降ると②の矢印の右側のブリキが立ち上がっている所に雨水が溜まります。
そして雨水が逆流して②の矢印のブリキとブリキの加工して折り曲げて重ねている所のすき間から、この屋根のブリキの裏に雨水がまわって室内に流れていきます。
だから、お客さんの言うような、豪雨の時に雨漏りを起こしていました。
この二つの雨漏りを止めるには一つ目の原因についてはコーキングを打って穴を塞ぐとそれで雨漏りは止まります。
二つ目の原因についてはコーキングでは対処できないので、これについてはブリキ屋さんに対処してもらう様に工務店さんにお伝え致しました。
このように雨漏りは原因が分かると確実に雨漏りしなくなる修繕ができます。
雨漏りでお困りのあなた、参考にして貰えると嬉しいです。
谷垣徳憲'
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