外壁の寿命を伸ばす二つの立地条件

いよいよ桜も咲き始めましたね。

外で働くには気持ちのいい季節になりました。

日の当たる所にいると少し汗ばむくらいの陽気です。

縦目人

街中の某住宅

画像はたまたま見かけた家ですが、縦目地が切れて中のジョイナーが見えてます。

年数が経つとコーキングにも寿命があるので切れるのは仕方ないと思いますが、

このお宅は、この面だけ縦目地だけが切れていて

他の面の縦目地は全く切れてない状態でした。

では、なぜこの面だけコーキングが切れてたのか?

家を購入するときの参考になればと思いシェアしますね。

コーキングが弱る原因はさまざまですが、

この壁の要因の一つとして、すぐ横が道路になっていて

車の交通量が非常に多いんです。

生活していて、ほとんど気が付かない程度の振動から

ダンプやトラックのような大きな車が通ると結構、振動したりします。

毎日、こうした振動があると、どうしても壁の弱いところに負担がかかり、

サイディングの板の本体より、板と板のジョイントになってるコーキングの所が

弱いので切れやすくなったりします。

家を購入するとしたら、外壁の事を考えると大通りに面してるより、

少しでも大通りから離れている住宅を選ぶほうがいいかもしれませんね。

そして大通りに面していると車の排気ガスの影響でコーキングを打った目地が黒くなってしまいます。

コーキングは汚れやすいです。

そんな理由で家を建てる場合に外壁の寿命にも立地条件は大切です。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。