完成すると見えないけどあいていなければいけないすき間があります。

建物には色んなすき間があります。

あいているといけないすき間。

あいていなければならないすき間。

あいていてもあいてなくてもどちらでもいいすき間。

様々なすき間があります。

紙軒天

外壁を貼る前の建物を下から見上げたところ

画像の赤丸は外壁を貼る前の建物軒天部分を下から見上げたところです。

建物が完成してからは見えない部分です。

パッと見は軒天のボードの寸法が足らずにできたすき間にみえます。

実はこのすき間は大事なすき間です。

外壁が完成した時にこの木の部分や紙の部分は壁の内部になります。

そして、壁内部に溜まった熱気や湿気等は

画像のすき間から軒裏を通って屋根上や軒天についてる通気口から

外部に放出されます。

そういう仕組みによって出来るだけ住む方が快適に暮らせるようになってます。

軒天

外壁とコーキングの施工後

外壁の施工が完成してしまうとそんなすき間がある事がわからなくなります。

しかし、普段見えなくてもあいていなければいけないすき間があります。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。