コーキングを打った直後の建物
こんばんは。
雨漏りの原因のすき間や穴を見つけたり、
住まいの気になるすき間や穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。
ここ数日は11月とは思えないぐらい寒くなりましたね〜
明日も少し寒そうですね。
防寒対策してのぞみましょうね。
この時期になると聞かれる事で
コーキングはどれくらいで固まるんですか?
というものがあります。
先日行かせて頂いた現場でもペンキ屋さんに聞かれました。
塗装を塗る段取りもありますからね〜
硬化するスピードは材料の種類にもよります。
戸建住宅の外壁で使用する材料は一液性のものが適しています。
一液性の材料とはホームセンターで売っているカートリッジのコーキングがそうです。
因みに二液性の材料というのもあって
それは、基剤と硬化剤を混ぜて硬化させて使用するものです。
話をもどすと、
一液性の材料は
気温が低くなると硬化が遅くなります。
(基本的には一日一ミリ程度外側から硬化します)
硬化するのは施工してから中2日くらいで表面は硬化します。
塗装などをする時は工期のこともあるのでそれも考えないといけませんが
理想としてはできたら5日くらい養生期間をおくのがいいと思います。
長いと感じますよね。
残念ながら施工のしかたでは
硬化速度を調整できないんですね。
一液性なので硬化を早める溶剤も入れることもできません。
だから、コーキングを施工してその外壁の表面に
塗装等をしない場合は大丈夫でしょうが、
塗装する場合は養生期間を充分とる事をおすすめします。
充分コーキングが硬化してないのに塗装をすると
コーキングの表面の塗装がひび割れてくることがあります。
これはコーキングがしっかり固まってないのに塗装すると
塗装は固まってるのにコーキングが硬化するまで微妙に動きます。
塗装がコーキングの動きについて行けないのでひび割れが起こります。
そして、この時、気をつけた方がいいのが塗装だけがひび割れてるのに
中のコーキングもひび割れてると勘違いしてしまうことです。
表面の塗装のひび割れだけだと塗装をもう一度塗るだけで補修できます。
しかし、コーキングのひび割れだと勘違いすると、
その部分のコーキングをもう一度打ち直さないといけないかな?っと思ってしまうことです。
よく確認する必要はありますが打ったばかりのコーキングがひび割れることはほぼありません。
そんなトラブルを起こさないためにも工期を決める時、今のような時期、外壁を塗装する時は
コーキングの養生期間を少し多くとる事をおすすめします。
谷垣徳憲'
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