1液性のコーキング材
こんばんは。
雨漏りの原因のすき間や穴を見つけたり、
コーキングで住まいのすき間や穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。
コーキングを長くしているとコーキング材の進化というか性能が上がっていくのを実感して来ました。
種類も少なかったです。
初めは油性しかありませんでした。まあボクがコーキングをやり始めるずっと前のことですけどね。
ボクがやりはじめた頃は一般のビルとかに使用する変成シリコーンはありました。
しかし、サイディング用のコーキングはなかったです。
そしてサイディング用の出たのですが2液性のものしかなかったです。
出た頃メーカーの開発の方と現場で試験的に施工したのを思い出します。
気温によっての硬化時間の調整など当時の開発の方の真剣さが凄いなっとまだまだ若かったので思いました。
そしてそれから1液性の材料が主流になってくるわけです。
あ、1液性と2液性の違いは1液性は工場で成分が混合されて蓋をあけると空気中の湿気で硬化します。
2液性は基剤と硬化剤が別々になっていて現場で専用の攪拌器で混合して硬化させるものです。
でね、最近現場で外壁屋さんに訊かれた質問が1液性と2液性のコーキングどちらが良いのですか?というものです。
さっき言ったように2液性は硬化剤と基剤、色粉を現場で混ぜます。そうするといくら専用の攪拌器でも均一に混ざらないことがあります。
そうすると施工した時にわからなくても数年したら部分的に色が抜けたりすることがあります。
それとか硬化不良も起こす可能性があります。
では1液性はどうかというとメーカーの工場で混合してくるので殆ど成分は均一です。
だから、ボクは1液性の方が良いと思います。
現場で質問を受けて答えたのはそんな感じでした〜🎶
The following two tabs change content below.
谷垣徳憲'
代表取締役 : プロシーリング有限会社
谷垣徳憲'
プロシーリング有限会社 代表取締役
1963年大阪市生まれ
大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。
雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。
近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。
最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。
最新記事 by 谷垣徳憲' (全て見る)
- この瞬間もどの瞬間も・・・ - 2023年12月31日
- プロとプロではない人が使用するガンは違う - 2023年12月29日
- サイディングの目地の補修にはこれです。 - 2023年12月26日
- 水廻りにはどのコーキングを使用すれば良いの? - 2023年12月25日
- 最終チェックは全体を俯瞰してみる。 - 2023年12月23日