コーキングが場所によって傷みが違う二つの理由II

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劣化して切れて粉々になったコーキング

前回のブログコーキングが場所によって傷みが違う二つの理由の続きです。

家の外壁やコーキングが場所によって傷み方違う理由についてのリライトした記事です。

その前に前回のブログを簡単に振り返りますね。

コーキングには可塑剤といものが入っていて

可塑剤は紫外線に弱く

西日が当たる西面と朝日が当たる東面が早く寿命がきます。

だから場所によって傷み具合が違う・・・というようなことを書きました。

そしてもう一つの理由が雨や風が強くあたる場所は

コーキングも傷み方が早いです。

コーキングは水を弾くので雨水での傷みの影響はないように思えますが、

最近は酸性雨なので雨水による影響は少なくありません。

それと風の影響は外壁がサイディングの場合は特に強風が吹くと

風の影響で動きます。

その動きがコーキングにとって負担になります。

そんな雨や風は家の外壁に万篇なく当たっているように思います。

しかし、冬には北風が吹く事が多かったり、

家が建ち並ぶ場所に建っていると

家と家の間に吹く風が以外と強かったりします。

そんな理由で壁に雨風が当たる場所は傷みが早いです。

主にコーキングの事で書きましたが、

外壁も同じような理由で傷み具合の早い所と

そうでない所ができます。

なので外壁の傷み具合が同じ家でも場所によって違うのは

手抜きが理由でないことがほとんどなのでご安心ください。

じゃ、どうすれば傷みの早い部分の傷み方を遅くできるのかという事ですが・・・

これは残念ながら、寿命なので仕方のないことです。

車でも乗っていると部品が摩耗したりして

変えないといけないのと同じで

時期が来ると外壁も塗装を塗り替えたり、

コーキングを打ち替えないといけません。

打ち替えやメンテナンスの時期について以前書いたブログのメンテナンスのタイミング

あるので参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

 

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。