コーキングが場所によって痛みが違う二つの理由

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劣化して切れたコーキング

こんばんは。

雨漏りの原因のすき間や穴を見つけたり、

コーキングですき間や穴を埋めて素敵な生活を応援する谷垣です。

最近同じ質問を受けたので以前書いたブログをリライトしてみました〜

 

最近コーキングの打ち替え工事に行かせて頂く事が増えました。

おかげさまで、本当にありがたい事です。

打ち替え工事とは外壁のリフォームです。

その為、お施主さんとお会いする機会が多く

外壁やコーキングについて質問を受ける事があります。

先日も「コーキングの傷み方が場所によって違うのはどうしてですか?」

というようなご質問を受けました。

拝見させていただくと確かに家の外壁の場所によって傷み方が違いました。

家を建てた新築の時は、同じ材料で同時期に施工してるから

傷み方も同じじゃないとおかしい、

もしかしたら、傷みがひどいところは手抜きか?

・・・と心配されてる方が他にもおられるかも知れないので

経験をもとに原因が大きく分けて二つあるのでシェアしますね。

まず、一つ目の原因はコーキングの成分には可塑剤(かそざい)という物が入ってます。

これはプラスチックにも入っているものです。

この可塑剤というのは紫外線を長い時間浴びると白くなってモロモロになってしまいます。

例をあげるなら、

プラスチックのバケツをベランダ等の日のよく当たるところに長い間置いておくと

白くなってもろくなる事ってありますよね、そんな感じです。

だから、コーキングも外壁の日光がよく当たるところは、白くなってもろくなってしまいます。

そして外壁というのは目には見えない位ですが、動いてます。

特に外壁がサイディングの場合は紫外線や太陽光の熱の影響で

サイディングも反ったり伸びたり縮んだりします。

もろくなったところのコーキングは弾力もなくなり、

その外壁の動きについていけなくなって切れてしまいます。

切れてしまった部分にすき間があいてしまいます。

このような理由で日光のよく当たる部分が早く傷んでしまいます。

例えば西日が強く当たる西面や朝日の当たる東面だけが先に傷み易くなります。

それが場所によって傷み方が違う理由の

一つ目です。

二つ目は・・・

今日はこの辺で続きは明日にします。

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谷垣徳憲'

代表取締役プロシーリング有限会社
谷垣徳憲' プロシーリング有限会社 代表取締役 1963年大阪市生まれ 大阪市鶴見区でコーキング屋を経営する。 雨漏りのことや住まいの気になるすき間や穴埋めの事等をブログで紹介している。 近年、雨漏りのご相談が増え、雨漏りでお困りの方が多くいると気付く。そこで、雨漏りのない安心できる生活をして貰える方が一人でも増えればという想いから、雨漏りの調査のできるコーキング屋として雨漏りの調査と修繕、修繕の提案もしている。 最近は建設業務の人材不足がを懸念して、職人さんを中心にコーチングで支援することも始めている。