夏には外壁も熱くなる。スマホで見ると横になるけどお許しを
こんにちは。
住まいのすき間や穴をコーキングで埋める谷垣です。
梅雨があけると強い日差しが照りつける夏っていう感じになりました。
朝晩は涼しくても、暑くなると外壁の温度もうなぎ上りです。
触るとやけどしそうな程熱くて、
熱い箇所だと目玉焼きができるんと違うか?と思うくらいです。
そうなると壁の内部もかなりの温度になってるのが想像できます。
壁の内部には最近の家では通気層といって空気を循環させる為のすき間があります。
外壁の裏側は
では、その外壁の内内側の熱くなった空気はどこから抜けてるのでしょうか?
壁の内側が熱くなると室内にも影響を受けます。
夏の熱くなった空気、いわゆる熱気は湿気も多く含んでます。
どこかから抜けないと腐食の原因にもなります。
軒天の網状のものが通気金物
外壁の一番上が軒天の場合は軒天についてる画像のような金物から熱気や湿気が放出されます。
ま、ハウスメーカーさんや工務店さんの仕様によって形ややり方は違いますが
大まかにいうとこういうやり方です。
では、冒頭の画像のように(わかりにくいかもしれません、すいません)壁の上がベランダだったら
軒天の金物に繋がってないので熱気が抜けにくいですよね。
笠木部分、この上から金属の笠木がかぶります
そんな場合は笠木の所のコーキングを少しすき間をあけて穴があいたようにするといいです。
壁の下部から上がってきた湿気を含んだ熱気がこの部分から抜くことができます。
以前、その湿気を含んだ熱気が溜まって笠木の中の木が腐食していたことがありました。
だから、結構抜くことが家を長持ちさせるのには重要です。
ハウスメーカーさん等はこういうすき間を空けた状態と同じような効果があるような部材があることもあります。
だから、意外と小さい穴ですが大事だったりします。
では、どうすればいいか?ということですよね。
家を建てられる時に工務店さんやハウスメーカーさんに確認するといいと思います。
気になる所があれば、「この部分の熱気はどこから放出されてるんですか?」聞くといいと思います。
本当に小さなことですが、家を長持ちさせるには必要です。
小さな穴にも未来があると信じています。
小さな穴大きな未来。
谷垣徳憲'
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