こんばんは、建物のすき間や穴をコーキングで埋めてる谷垣です。
コーキングを四半世紀以上たちます。
あ、頭よさそうに書きました。
コーキングの施工して25年以上たちます。
やる前はコーキングのことも知らなかったので
「なんじゃこれ、服とか手についたら取れへん汚れる仕事やな」っというのが
始めてやったときの印象でした。
まあ、正直成り行きでこの仕事をやり始めたので
「いつ辞めてもいいな」という感じでやっていました。
20代といこともあり、次第に先に仕事を覚えている先輩の職人さんに追いついて
抜かしてやろうと思うのと同時に覚えると結構稼げるということがわかったし、
中学位からいつか独立してやろうと考えていたので比較的建設業の中では独立しやすいので
仕事を覚えることに集中しました。
集中すると、半年ちょっとで一人で現場に行き、
戸建住宅を今の住宅より施工しやすいのもあり、一棟一日で終わらせるようになりました。
そのころやりながら感じたのですが、
コーキングってガス屋さんのようにミスしても爆発することもないし、
足場屋さんのように崩れてけが人とかがでることもないから
気楽な良い仕事やなぁ~と・・・
あ、だからと言ってコーキングの施工を手を抜くことや
どうしたらキレイに仕上がるか、寿命が長くなるかという努力はしてました。
そのうち自分の施工したコーキングキレイやろっという気持ちが強くなってきました。
そしてそいう時期が過ぎて、
若いときは気楽な仕事でいいなぁ~と思っていた事が
年数を重ねていくうちに
コーキングが建物にあまり重要じゃないなって思うようになって
あまり価値のないしごとと感じる時期がありました。
今思うと今までお世話になったコーキングという仕事に申し訳ない気持ちで
その頃のことを思い出すと涙が出ることもあります。
今はどうかというと
コーキング自体のできがいいのは当然で、
建物を輝かすためには必要な仕事だなっと思います。
コーキング施工前の壁
コーキング施工後の壁
本当に建物の大きさからしたらちょっとしたすき間ですが
すき間を埋めることで建物に締まりが出て輝きます。
外壁からすると脇役ですが必要なものです。
そんなことを思ったので書いてみました。
谷垣徳憲'
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